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2021.01.28 土木部 会社・仕事紹介

現場紹介 中島橋解体工事

今回私が担当している工事は、帯広市の西側にあり十勝川に架かる中島橋の解体工事です。

昭和41年に完成した橋で、橋の長さ492mのコンクリート橋のうち、上部工4径間140mと下部工橋脚4基を解体します。



工期は令和2年8月6日~令和3年3月26日で、川田・田中経常建設共同企業体の職員3名で職務を分担し、工事の現場管理にあたりました。

上部工の解体は写真のように400tクレーンを2台使用し吊り上げて撤去し、ワイヤーソー(コンクリートを切断する機械)で切断、その後圧砕機(コンクリートの塊を砕くための機械)で砕きます。こうしてコンクリートの廃棄物として運び出すことで、他の工事現場で再生骨材として再利用されます。

また、下部工は大型ブレーカー(コンクリートの解体に用いられる機械)にて取壊しを行い、こちらもコンクリートの廃棄物として再生骨材となり再利用されます。

コンクリート構造物の寿命は一般的に50年程度といわれ、今後も昭和40年代に造られた構造物の解体工事が多くなるので、「3R」リデュース(Reduce)、リユース(Reuse)、リサイクル(Recycle)を生かし、限られた資源を有効に活用し、地球環境にやさしい土木工事をしていきたいです。

[土木舗装部 久保]

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