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2022.03.01 土木部 会社・仕事紹介

自然相手の土木工事

私は令和2年の夏から令和3年の年末にかけて、帯広市と音更町を結ぶ十勝川に架かる旧中島橋の橋脚と橋桁(橋の上部)を解体する工事を担当しました。
近年は異常気象により大雨や大雪が降ったり、強風が吹いたりと自然を相手に仕事をしている土木工事は大変な思いをしています。例えば、工事に影響が及びそうな際は、現場資材が流されないようにあらかじめ固定強化をしたり移動をしたりするなどの予防措置をするのですが、速やかに対応しなければいけないので一苦労です。
最近で言うと通常時の十勝川は川幅30m程度(写真1)ですが、昨年11月に大雨が降った際には、川幅200mほどに広がり水位も1.6mほど上昇しました(写真2)。幸い、施工箇所が通常の川が流れている高さより一段高い場所だったため工事に大きな影響はありませんでしたが、一晩でここまで状況が変わる自然の猛威には改めて驚かされました。
低気圧が去った後、現場にはきれいな二重の虹が架かっていました(写真3)。厳しい自然相手の仕事に負けるなとエールを貰った気がします。こんなご褒美をいただいたので、今後も気象予報に細心の注意を払いながら現場施工を進めていこうと思います。
写真1 普段の十勝川 写真2 大雨後の十勝川 写真3 美しい虹の出現 [土木部 久保]               

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