CSR
社会貢献

CSR森づくり〜森への想いをカタチに。

十勝圏に広がる、
森づくり、
地域の歴史・文化継承への取り組み。

川田工業として長年に渡って取り組んできた、十勝圏の「森」に関する活動が今、大きな広がりを見せ始めました。十勝圏に根ざし、地域に密着した事業展開を行う私たち川田工業にとって、「NPO 法人 トカプチの森」設立を機に、より多くの皆さまと「森」 事業に関われることは、非常に喜ばしいことです。建築、土木舗装事業に取り組む総合建設業として、十勝圏の豊かな自然を守り、この地に息づく暮らしの文化を築き、次世代へと継承していくために、今後も積極的な取り組みを目指します。

100年を単位に自然環境保全を考え、十勝圏での森づくり事業に取り組んでいます。
そして、森の保全と自然を活用した文化・教育分野への貢献を目的に NPO 法人を立ち上げました。

NPO 法人 トカプチの森では、
十勝・帯広の森を活動フィールドに
次のような取り組みを行っています。

  • 01

    児童生徒を対象に、森林での体験学習を行います。

  • 02

    エコツアーなど社会教育のフィールドとして、どなたでも参加できるプログラムを公開します。

  • 03

    郷土の歴史や文化と自然との関わりについて調査研究を行います。

  • 04

    自然環境の保全、育成に寄与する事業を行います。

じゅんの森:川田工業の創業35周年を期に、1992年から取り組みを始めた事業です。十勝池田町に所有する 450ha の山林を緑化・保全し、「十勝原野自然復元の見本林」「国際帰化木北限の学習林」づくりを事業のテーマに掲げています。地球の永遠の遺産とも言える森林や緑地を守り、100~200年後を見据えた長期に渡るプロジェクトとして、緑の遺産づくりを行っています。

音和の森:音更町東和地区を流れる音更川沿いの河畔段丘林の保全を目的とするのが「音和の森」事業です。この段丘林は、開拓の時代より耕地防風林としての機能を果たし、先人たちの手によって大切に守られてきました。その意志を受け継ぐ地権者が集い、将来に渡って大切な森を守ることを誓ったのがこの事業の発端です。現在は約 15ha の森に遊歩道を整備し、 開拓時代の農家を復元した資料展示場を設けるなど、生命感あふれる水辺の森を舞台に、自然はもちろん地域の歴史や文化を学べるよう一般に開放しています。


2012(平成24)年にはじゅんの森の植樹事業は20周年を迎え、NPO法人とカプチの森は創立10周年を迎えました。その節目の年に、故・川田淳(創業者)は平成24年緑化推進運動功労者表彰として内閣総理大臣賞を受賞しました。

故・川田淳(創業者)

地域社会への貢献

十勝に始まり、
十勝に還る。

この十勝に育まれる私たちが、文化、芸術、教育などを通じて、還元すること模索します。
また、地域生産地域消費を目指し、この地の誇る豊かな実りを生かし、十勝を世界に発信します。

CULTURAL ACTIVITY文化活動

地域社会への貢献、次世代への提言など、広く文化を築く活動に、
周年記念事業を中心に取り組んでいます。

  • 1983昭和58年
    25周年記念
    • ► 二期会オペラ公演「夕鶴」
    • ► 地域づくりとシンポジウム - 講師: 津端修一 / 秋岡芳夫 / 山崎充 / 鈴木信次 / 村瀬章
    • ► 国際文化講演会 「遠くて近い国 近くて遠い国 日本」 - 講師: ドナルド・キーン / イー・オリョン
  • 1988昭和63年
    30周年記念
    • ► 国際文化講演会「隣人からのメッセージ」 - 講師: イー・オリョン / コン・ジョン
    • ► 本多劇場プロデュース「北緯45度のドンキホーテたち」 - 主演: 中野良子
    • ► 川田工業奨学金制度創設
  • 1993平成5年
    35周年記念
    • 「池田の森」450haの森造成
  • 1998平成10年
    40周年記念
    • 「音和の森」自然園の造成
  • 2003平成15年
    45周年記念
    • 十勝川・川舟文化史「澪標」発刊
  • 2008平成20年
    50周年記念
    • 川田工業株式会社五十年史「扇」築き上げた半世紀 発刊
  • 2018平成30年
    60周年記念
    • ► 祝賀会「感謝の宴」
    • ► 記念事業「社員旅行」
HUMAN RESOURCE DEVELOPMENT HUMAN RESOURCE DEVELOPMENT 人材育成

川田工業では、「良い人材が、良い企業にし、地域も育てる」という信念のもと、Bright〈明るく〉、Intelligent〈知的〉、Challenging〈挑戦的〉の3つをスローガンに掲げ、社内外に新風を吹き込んでいます。社員のあるべき姿を「コーディネーター」と位置づける川田工業は、知的冒険心とチャレンジ精神を発揮しながら躍進を続けています。