いくつになっても何か新しいことを始めるときは、わくわくと不安が入り混じった何とも言えない気持ちになります。
4月6日、川田工業では令和二年度の入社式が行われました。私、畠山もそのひとりです。
新型コロナウイルスの影響で、マスク着用、距離を空けた席配置、そして人数を制限し、限られた関係者のみで行われた略式の入社式は、まさに異例でした。
新入社員の緊張感でピンと張り詰めた空気のなか、川田社長の激励の言葉が響き渡ります。
「社員と社員の生活は守る。だからみんなは、みんなが今できることを最大限に行い、コロナが去って元の生活に戻った時、いつでもすぐに動き出せるような準備をしていて欲しい。」
私たちの目をまっすぐ見つめた川田社長は、はっきりとそう言い切りました。
新型コロナウイルスが依然猛威を振るうなか、感染拡大の恐怖と今後の経済低迷に対する不安を払拭するような、そんな力強い言葉でした。
辞令とお花を頂き、川田工業での新しい生活が始まります。
私自身、今のような状況で川田工業という会社に何ができるのか、自分以外の誰かの為に何をしたいと思えるのか、そんなことを念頭に置いて働きたいと思える、そんな入社式となりました。
[総務部 畠山]