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2020.03.25 事業 建築 行事

地鎮祭

日本人は古来より、海、山、川、木、岩、大地、物に至るまで、あらゆるものに神が宿ると信仰してきました。そのため、人々が生活するために自然を切り開くときも、自然に宿る神を敬い、きちんとご挨拶をしてから開発をしてきました。

これは私たちの先祖が自然と共存するために行っていたもので、このような習慣は現代においても地鎮祭などの建築儀礼として根付いています。建築儀礼とは、土地や建物に宿る神様を建築現場にお迎えし、お供え物などの酒肴でもてなし、これから工事を行う旨を報告して、その安全と建物の永久堅固をお願いするために行う神事です。工事関係者が気分を新たに工事に励む心構えを持つ機会としても大切な意義があります。

地鎮祭の準備では、施主様との打ち合わせが重要です。まず日時、出席者数、席順、会社名、役職、名前の読み方、挨拶は誰がするか等、地鎮祭は初めてする施主様から経験がある施主様まで、フォローしながら進めていきます。席順も上座下座があり、玉串奉奠の順序も上位者からという決まりがあります。私は司会をよく担当させていただきますが、玉串奉奠の順序と名前を間違えないように読み上げる緊張感は冷や汗ものです。神事はピーンとした空気に包まれていますので、何度経験しても緊張します。

地鎮祭の起源は古く、持統天皇の御代(みよ)(西暦690)にはすでにこの祭りの記録があり、古代より土木・建築等に伴う重要な祭りとして行われてきました。他に工事の進展に伴う祭事として、上棟祭や新築祓(修祓式)を行いますが、新築祓は無事完成を祝い、建物を祓い清めると共に末永く無事繁栄を祈るもので、神棚を設けてお札をお祀りすることは最も大切なことです。以上のように、地鎮祭は建築における最初の最も意義深い重要な祭事であります。

一生のうちにそう何度もない住宅(建築)の新築にあたり、各々節目の祭事を滞ることなく行うようにしたいものです。

[営業本部 高木]

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