現在私は、広大な十勝平野を流れる十勝川において、台風や大雨による河川の増水から堤防を守ることを目的とした護岸工事に現場技術員として従事しております。
施工延長は173mであり、約12,000㎥(10t大型ダンプ2000台分)の土砂を掘削し、コンクリートブロック製品を布設して堤防を保護します。
バックホウやブルドーザーの重機、そして土砂運搬の大型ダンプトラックを使用して法面(のりめん)の掘削作業を行い、35tクローラークレーンで吊り上げて、重量のあるコンクリートブロック製品を布設していきます。
当現場のスタッフは、弊社社員4名(平均年齢29歳)と、総勢約70名の協力業者の方々で施工を進めております。
明るくパワフルな20代から、経験知識の豊富な70代までのメンバーが一丸となり、安全でより良い施工方法を模索し、完成というゴールを目指しております。頭を悩ませ苦労することも多くありますが、皆で打合せして解決し、苦労や喜びを共有しながら進めることができています。
より良いモノづくりを目指し、たくさんの方々と打合せを重ね、無事に完成を迎えた時の達成感は何事にも代えられないものです。
その経験がまた次への活力となり、自分を大きくしてくれると実感できるこの仕事にとてもやりがいを感じております。
[土木舗装部 小林]