私が今回担当した工事は点在型の「河川維持工事」です。
工事場所が音更町、芽室町、清水町2箇所、帯広市の合計5箇所に点在しています。
河川には、大雨で増水した時に私たちの生活を守るための施設が整備されていて、それらの機能が発揮できるように補修や清掃することを「河川維持工事」といいます。
出水期と呼ばれる6月から10月頃までの台風などで増水しやすい時期と、11月以降の非出水期と呼ばれる時期があり、多くの河川工事は非出水期に行われます。
自然を相手にする私たちの仕事にとって、大雨、台風、大雪は工事を進める上で大きく影響されます。
今回の工事内容で、川の影響をあまり受けない工事は出水期の夏に行い、川の中で壊れたブロックを直す工事は非出水期の冬に行いました。
ただ、十勝の冬は非常に寒く、冬に工事をするメリットが本当にあるのかなと思ってしまうほどです。
それでも今年は雨や雪が少なく、1月30日に工事を完成することができました。
おてんとさまにも大変感謝しています。
完成後の2月4日、十勝地方は120cm超えの記録的な大雪が降りました。
[土木部 青木]